残価設定プランは危険。損する。そう思っていませんか。仕組みを理解すればこわくありません。むしろ手が届かなかった車を手にすることも可能です。近年の物価上昇や安全装備の標準化によって、新車の車両は大きく上昇しています。これに対応した購入方法として残価設定プランがあります。注意点を理解してあなたのカーライフを充実させましょう。
１、走行距離と車の状態に制限がある
残価は一定の走行距離や車の状態を前提に設定されるため、それを超えると追加料金が発生する可能性があります。返却時に車の状態が悪いと、修理費用を請求されることもあります。
しかし、必要であれば、走行距離が延びてしまうのは仕方ありません。これによって残価が０になることはなく、少し残価が減額される程度です。また、事故などで損傷すれば修理が必要になるのは、通常ローンや現金一括でも変わらないのです。したがって、大切に扱えば良いということになります。
２、最終的な費用が高くなる可能性
残価を支払って車を買い取る場合、通常のローンよりも総支払額が高くなることがあります。また、返却する際にも追加費用が発生することがあるため、結果的に費用がかさむ場合もあります。
残価設定プランは、設定期間以内に乗り換えることに有利なプランです。5年以内程度で乗り換えるのは少し早いかもしれませんが、このカーライフもいいかもしれません。5年を超えてくると、少しづつ故障や消耗品の交換が発生します。具体的には、タイヤ・バッテリー・タイミングベルト・ブレーキパッド
などがあります。
３、所有権がない
残価設定ローンはリースに似ており、ローン終了まで車の所有権が完全に自分のものにならないため、自由にカスタマイズしたり、売却したりすることが難しいです。
よく考えてみると、所有権は自分でなくても使用するのが自分であればいいのではないでしょうか。戻すことが可能なカスタムならできるし、売却も契約の販売店で手続きをすれば他の買取店などで売却することはできます。
まとめ
残価設定プランの最大のメリットは月々の支払いを低くすることができることです。その代わりその理由をしっかり理解することが必要です。
残価設定プランを使用すると販売店により、特別金利が設定され 通常ローンが5%のところが2％などになっていたりします。令和の時代のカーライフにあった車の買い方といえます。
＊ ホンダ WR-V 残価設定プラン特別金利 0.9％ 2025年1月3日現在
