残価設定ローンでシュミレーションする。あこがれの車は買えるのか?月々の支払いはいくら?

車の売買

残価設定ローンを使うと月々の支払いが安くなってお得に車を買えそうだけど、実際の支払いはいくらぐらいなんだろう?契約前にいくつかシュミレーションできるといいなと思っていませんか?そんなあなたに今回は、残価設定ローンを詳しくシュミレーションする方法を紹介します。頭金や金利、残価、支払い回数、ボーナスはいくら使うかを細かく変更して比較できます。また、通常のローンもシュミレーションできるので、あなたに最適のプランを見つけることができます。それでは見ていきましょう。

残価設定ローンシュミレーションとは

残価設定ローンは、自動車の購入時に利用されるローンの一種です。車の将来の価値(残価)をあらかじめ設定し、その額を差し引いた金額をローンで分割払いします。最終回の支払い時に残価を一括で支払うか、車を返却するか選べます。月々の支払いが通常のローンより低くなるため、短期的な負担が軽減されますが、最終的な支払額や車の所有に関する選択が重要です。

残価設定ローンのメリット・デメリット

残価設定ローンのメリットは、月々の支払い額が通常のローンよりも低く抑えられる点です。これにより、予算内でより高額な車を選ぶことが可能になります。また、ローンの最終回に設定された残価を一括で支払わずに車を返却できるため、将来的な車の乗り換えが容易です。さらに、残価が保証されている場合、市場価値が下がった際のリスクも軽減されます。

残価設定ローンのデメリットは、最終回の支払い時に残価の一括支払いが必要となる点です。一括支払いが難しい場合、再ローンや車の返却が必要ですが、その際に返却条件が厳しいことがあります。また、総支払額が通常のローンよりも高くなる可能性があります。さらに、残価が保証されていない場合、市場価値が残価を下回ると、追加費用が発生するリスクもあります。契約内容を十分に理解してから利用することが重要です。

残価設定ローンを詳しくシュミレーションする方法を実演

残価設定ローンを詳しくシュミレーションする方法として、

①気になる車のメーカーでセルフ見積り(見積りシミュレーション)をおこなう。

②オリコで詳しくシュミレーションする。

以上の手順でおこないます。

気になるメーカーでセルフ見積り(見積りシュミレーション)をする

トヨタ自動車の場合 

  • メーカーホームページより気になる車を選ぶ。
  • 見積りシミュレーションする。
  • カラー・グレード・オプションを選択して結果「総額」を確認する。
  • 分割支払い(残価設定ローンを含む)の内容を知るにはTOYOTAアカウントを取得してログインする必要があります。ここでは、「総額」がわかればいいのでTOYOTAアカウントは取得してなくても大丈夫です。

また、ホンダニッサン、その他のメーカーも同様にセルフ見積り(見積りシミュレーション)できるので「総額」を算出します。

また、外国メーカーは、諸費用やオプションがデイーラー問い合わせの場合があります。参考として車両価格でシュミレーションする方法もあります。

オリコで詳しくシュミレーションする

オリコプロダクトファイナンスの公式ページで詳しくシュミレーションできます。

オリコプロダクトファイナンスの公式ページにアクセスします。ホームページの場合、上部のメニューバーから「ローンシュミレーション」→「オートローン」を選択します。

残価設定ローン

  • 「車両本体価格」に総額を入力します。例えば、総額700万円とします。
  • 頭金に 200万円
  • 申込金額 500万円
  • 金利 5%(例) 
  • 残価設定額 200万円(例)
  • 支払い回数 61回(5年)
  • 支払い開始月 10月
  • 返済方法 ボーナス併用 7月 12月 加算額 10万円

結果は

  • 分割支払い合計 5,905,155
  • 支払い期間 2024年10月から2029年10月
  • 初回支払い 49,555
  • 2回目以降 48,400×59回
  • ボーナス加算 100,000×10回
  • 最終支払い 2,000,000

最終支払い(残価)をどうするかが課題となります。返却・買換え・再ローンのいずれかとなります。

通常ローン(銀行等)

  • 申込金額 500万円
  • 金利 4%(例)
  • 支払い回数 60回(5年)
  • 支払い開始月 10月
  • 返済方法 ボーナス併用 7月 12月 加算額 10万円

結果は

  • 分割支払い合計 5,524,956
  • 支払い期間 2024年10月から2029年9月
  • 初回支払い 76,356
  • 2回目以降 75,400×59回
  • ボーナス加算 100,000×10回
  • 最終支払い 0

最終支払いを終えると完全に自分の財産になります。

ここで通常ローンでもっと月当たりの費用を抑えるためには

  • 支払い回数を多くする。60回から84回(7年)
  • ボーナス加算を増やす。
  • 銀行等で交渉して金利を安くしてもらう。(住宅ローンや給料振込を利用していると優遇されることがある。)

まとめ

今回は、残価設定ローンを詳しくシュミレーションする方法を説明しました。ローンは残価設定ローンでも通常ローンでもしっかりシュミレーションしてから契約しましょう。ディーラーは残価設定ローンを推奨してきます。残価設定ローンのメリット・デメリットを理解して利用しましょう。車種によっては特別金利を2%などを設定することがあります。また通常ローンは、ディーラーだけでなく、銀行等(マイカーローン)とも交渉する価値はあります。住宅ローンや給料振込を利用している場合、金利優遇を受けられることがあります。

残価設定ローンでは、通常ローンより月々の支払いが安くなって、「そんなうまい話あるの?」「なんか危険じゃないの」「デイーラーが車を買わすための罠じゃないの?」と思ってしまうこともありますがしっかり仕組みを理解すれば納得できます。

月々の費用が安くなれば、あこがれの車に乗れる可能性が高くなるのが残価設定ローンです。

あこがれの車を想像するとワクワクしますよね。残価設定ローンを利用してもあと少し借入額を減らしたい。そのためには愛車を少しでも高く売って頭金を増やしましょう。そんなあなたにオススメなのは、一括査定です。いますぐ下の記事を見て愛車を高く売りましょう。あこがれの車はすぐそこです。

タイトルとURLをコピーしました